日の仕込みの大豆は「うす青一人娘」。 長野市鬼無里地区(旧鬼無里村)の大豆です。
大粒でちょっと緑がかった色が特徴。 甘みが強くて枝豆で食べたら絶品! 生産量が極端に少なくて大変貴重な大豆です。 名前もかわいい。 3月29日の記事では味噌用には白目大豆と書きましたが・・・。 これはおもいっきり黒目・・・。 おいしい大豆だからおいしいお味噌になるに違いない!っという 思い込みで造ったら結構好評。 手前どもの品種別のお味噌シリーズで真っ先に売り切れるのがこのお味噌です。 「黒目大豆でみそ?!」と当時、業界の諸先輩にはお叱りを受け、邪道扱いされましたけど・・・。

下が黒目です。味噌にすると最後まで残ってしまうわけです・・・。 現在、長野県で一番多く栽培されているのが「なかせんなり」 組成が柔らでポッタリとしたあっさり目のお味噌になります。 今日は信州の大豆の本場、西山地区産の「なかせんなり」を使ったお味噌の仕込み。 やわらかい大豆なので煮る時間は要注意。 ちなみに・・・。 同じ大豆でも品種によって、煮る、蒸す、時間、圧力を使い分けてます。 結構、経験がいるわけであります・・。 お蔭様でいいお味噌になりそうです。ご期待ください
ちなみに、いつか紹介したいと思いますが、注連縄の作り方・・・。 大変勉強になりました。いい道具があるんですね・・・。 結構感動しました。 供養されるお人形達。(9時30分現在)
かなりきれいなものばかり・・・。かといって置場所も・・・。
大粒で旨みの非常に多い素晴らしい大豆。 丁寧に選別なさった皆様のお顔を思い浮かべながら、心をこめて仕込みました。 今回のお味噌は”平成18年度仕込 地元の風土が育んだお味噌「高井野」”として11月に出荷予定。 ご期待ください。 ”平成17年度仕込 地元の風土が育んだお味噌「高井野」”はこちらのリンクからどうぞ。